✿TAGAYAの訪問着✿　神戸店より

訪問着は未婚既婚の区別なく着られる準礼装のきもので留袖や振袖の次ぎに格の高い装いです
明治時代に上流階級の女性の社交外出着としてこの名称で広まりました。
改まった訪問ではなく結婚式、表彰式、パーティ、見合い、結納、茶会など多くの社交場な場に着ていける着物です。
縮緬・綸子・紋意匠などの生地に京友禅・加賀友禅などの伝統の染色技術で絵羽模様を描き、刺繍 箔置などを併用した訪問着もあり既婚女性にとっては最も華やかな、未婚女性には振袖の次ぎに華やかな着物です。
半衿は改まった場所には白、パーティなどには薄い地色に刺繍や箔をおいたものでもよいでしょう。 訪問着の特徴としてきもの全体の総模様か肩・裾・袖に模様のある豪華なきものとなります。

＊絵羽模様とは白生地を袖丈　身丈に裁ちきものの形に仮仕立てをしこの状態で下絵を描きほどいて 再び反物にしたと下絵にそって染められた模様のこと。

こちらは上品な淡いピンクの四季華文様。愛らしい装いになります