- 2014年1月25日
- 京都店
- アクセサリー
☆和装小物の由来
皆様こんにちは
1月ラストの週末となりましたがいかがお過ごしでしょうか
そろそろ和装ロケーションの季節も近づいてまいりましたので和装の小物について本日はお話させて頂きます
花嫁様のお衣装を彩る和装小物
それぞれに意味があり、思いを込めて新しい門出を迎えます
「末広」~すえひろ~
すえひろとは、婚礼用の扇子のこと
先に向かって次第に広がっていく形状から、
将来へ末広がりに幸福と繁栄が与えられるようにとの願いを込めて「末広」と名づけられました
「筥迫」~はこせこ~
はこせことは江戸時代より武家の婦人が使っていた、懐紙や鏡、楊子などを入れる、
化粧ポーチのようなものです
「パートナーの前では一生きれいに」という女性のたしなみの意味もあります
「懐剣」~かいけん~
非常時に備えた護身用の短刀で、江戸時代より母親から贈られる婚礼道具の一つです
現在では、衣装にその形だけが残り、剣は入っておりません
「綿帽子」~わたぼうし~
わたぼうしの歴史は、室町後期から安土桃山時代にかけての武家婦人の外出着として、
小袖を頭から被って着られていた「被衣(かづき)」が起源です
江戸時代になり、真綿で作られた綿帽子が若い女性に定着していきました
元々は外出する際の埃除けや防寒具として用いられていたものですが、
ウエディングドレスのヴェールと同様に
「挙式が済むまで、花嫁は新郎以外の人に顔を見られないように」といういわれがあります
お衣装をご決定頂き、それに合わせて小物をコーディネートしてまいります
一つ一つの意味合いを少しでも感じていただければ幸いです
TAGAYAではお衣装決定の後、小物あわせまでトータルサポートさせて頂きます
最高の一日を迎えて頂く・・・
私たちスタイリストがそのお手伝いをさせて頂きます
TAGAYA京都店
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TAGAYA京都店スタイリスト 中嶋みのり